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経営者こそ 身の程を知る大切さ

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宮本です。

今日は自戒を込めてこんな話をしたいと思います。
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経営者こそ 身の程を知る大切さ

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代理店の事業継承の相談を受けていると、自分の身の程を正しく
客観的に見ることができない人が多いことに気づかされます。

売却の話にしに来ているので、当然と言えば当然なのかもしれませんが、
実際以上に高く自己評価している人が多いのです。

相談に来る人は、このまま自分一人や小規模で代理店をやっていくのは
難しいと思っている人達です。

自分から決断して動いている人ならまだしも、
保険会社からオフィシャルではないですが、

「やめてください」的な口頭で言われている人や、もっと進むと書面で
通告を受けている人でも、なかなかそうした事実を受け入れられないようです。

M&Aの相談を受けると、最初のヒアリングが終わると次に会社の状態が
わかる資料を出してもらいます。

例えば、過去3年間の決算報告書などの具体的な数字です。

それを伝えると、

「いや、そこまでは」

と、提出を拒んでストップしてしまうケースが本当によくあります。

こんな例えをすると不愉快に思う人がいるかもしれませんが、

スーパーに行くと、賞味期限が近い商品に値引きのシールが貼られているの
を見かけます。

最初10パーセントだった商品にも、

時間が経つに従って、

20パーセント、30パーセントのシールが上から貼られていきます。

商品の価格=価値は、下がって行くのです。

賞味期限とは別に、消費期限というものもあります。

同じ意味に捉えている人も多いかもしれませんが、私は食品業界にいたので、
そこの意味の違いには敏感です。

賞味期限は、美味しく食べられる期間としてメーカーが設定しているもので
すが、消費期限は、それを過ぎると品質を保証しません、とメーカーが
言っているものです。

消費期限を過ぎた商品は、価値がないだけでなく、廃棄処分するのにコスト
が掛かるのです。

もちろん、保険代理店は食品とは違います。

経験値や顧客数など、年数を重ねることでプラスになることもあるでしょう。

しかし、停滞している状態が長く継続していれば、その価値が下がって
いくことは避けられません。

「身の程を知る」

とは、自分の立ち位置を正しく、客観的に見ることです。

これができるようになれば、大きく間違ったことは起こさないでしょう。

私も、そこを見失わないように、気をつけたいと思っています。

 

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